ドルトムントVSフランクフルト マッチレポート①
チーム状況
ブンデスリーガ第26節、ドルトムント対フランンクフルトのマッチレポートを書きました。互いに勝ち点42で並ぶ両チーム、ここで勝ちきりたい所です。
ドルトムントはずっと先発だった、バチュアイが今節はベンチスタート。これが吉と出るか凶と出るか、、
フランクフルトのビルドアップ
前半は基本的にボアテングが下がって、長谷部とボアテングコンビ+3バックで繰り返される。これを狙ってやってるのかは不明。ボアテングはただただボールが触りたくて下がってきている印象でした。ただ、そこからどこに当てて作ろうとしてるのかは分からず。守備時にドルトムントのサイドが前に張ってるために、5バックにならざるを得ない状況。そこから、4番に当てて時間をかけようとしたのだろうが、ポストが出来ず。前半はラッキーコーナーで一点に終始した。
後半の前半はフランクフルトが突然押し込み始める。そのほとんどは右サイドからであった。
その立役者になったのが、ボルフのサイドに流れる動きである。ドルトムントのサイドに引っ張られすぎずに、24番が上がり始めると、シュメルツァーが対応する。そのシュメルツァーの裏を取るのがボルフである。カストロがカバーに動くが、そこから生まれるコーナーキック祭り。その押し込む展開から獲得したセットプレーから交代選手が得点。あ、4番変わってたのね。笑
もう一つの特異な動きが後半から入ったデグズマンが長谷部と同じ位置まで降りて、空いたスペースにボアテングが下がる動きである。ボアテングの体の強さを生かしたポストプレーで何度かチャンスを演出した。ボアテングがただボールが欲しくて下がってきただけで狙ってやったのかはまたも不明。ただ絶対にボアテングはFWの方がいい気がした。
右と真ん中で形は作っていたが、左サイドでも攻めの形をという事で、チャンドラーを下げて、7番を投入した。ただ、結局は右サイド。ボルフのポジションチェンジから生み出されたチャンスを交代で入った7番が決めた。
ドルトムントのビルドアップ
基本的に真ん中4人とSB1人で作ってる印象であった。ただ、後ろから作ろうというよりかは縦に大きく当てて、中盤のボールの奪い合いに勝とうみたいな感じであった。
サイドが上がって相手のWBを無効化する事に成功した前半だった。1点目のショートカウンターでプリシッチのクロスからオウンゴールを生み出した事で、その怖さ印象付ける。
後半はボルフに苦しめられる。ダフートがバイグルに交代したけど、真ん中に人多すぎ問題でサイドハーフに当てるしか無くなる。真ん中にゴリゴリのCB3人を揃えるフランクフルトは簡単な浮き玉には負けず、攻めきれない展開が続く。そんな中、一点返される。
やばい、、このままだと、、ムードの中。ドルトムントの新人フィジカルモンスターが牙を剥いた。中央突破が全く成功していなかったドルトムントだが、バイグルが久々に中央に入ったプリシッチに縦パスを入れる。そのプリシッチとのパス交換から、ミヒー・バチュアイが沈めた。真ん中から崩す手段として、サイドハーフが中に絞って、ボランチの縦パスを受ける、をとったが、これにフランクフルトのWBが沈黙。中央で数的同数を作ったドルトムントの狙い通りの一点だ。
最後に3点目であるがこれはもう、バチュアイシュート上手いねって感じです。後、フランクフルトの右WBは疲れたんかなって感じです。
まとめ
そんな訳で、3-2でドルトムントの勝利。相手の戦略にリアクションするのではなく、自分たちでアクションをとり続けた事でこのような結果になった。こういう試合の方が見てて面白い。ボルフって初めて知ったけど、上手いなーと思いました。後、ボアテングはFWがいいと思う。
次は図も用意しますね。